経営の極意~運営費を下げる「借入返済金」~ 2014年3月27日 12:10 PM
金融機関から融資をしてもらうのに、
何年の借入をするか、ということも賃貸経営において
大きな要素となります。
ちなみに、借入期間については賃貸不動産の構造
によってある程度決まってきます。
キーワードは「法定耐用年数」です。
・木造 : 22年
・鉄骨造 : 34年
※鉄骨造は鉄骨の厚みで更に細かく細分化されます。
・鉄筋コンクリート造 : 47年
この法定耐用年数が基本的には借入期間の上限となる
場合が多いです。
借入返済期間を長期で組めれば組めるほど、
毎月の返済額は少なくなり、経営は安定していきます。
ですので、新築する場合でも、また既存物件を購入する
場合でも賃貸経営という観点で構造を観ることが
大切になってきます。
また、後ほど詳しくご紹介しますが、法定耐用年数により
減価償却期間も変わってきます。これは、償却できる資産に
影響してきますので、所得税ということに大きく影響
してきます。
借入期間と一言で言っても、返済額や経営のキャッシュフロー、
はたまた所得税と言った様々な観点でみていくことが重要に
なってきます。