経営の極意~管理のカタチ~ 2014年6月7日 5:21 PM
②入居者管理という言葉はあまり聞かないかもしれませんが、
言い換えると入居者対応のことです。ですので、水漏れなどの
クレームに対する一次窓口から工事対応、また家賃交渉や
契約事項に関する問い合わせなど、入居者に関するほぼ全ての
対応をするということです。
これからの賃貸管理においては、これも今までのように受身の
管理をするのではなく、能動的な、攻めの管理をしていくことが
大切になってきます。
というのは、今までの賃貸管理における入居者対応は、クレームが
入れば対応するというマイナスからのスタートでした。そこで、素早く
丁寧に、的確に、ミスなく対応して当然。少しでも対応が遅れたり、
ミスがあれば・・・、という状態です。これでは、いくらオーナーさまや
管理会社さんが入居者さんのことを想い、対応してもプラスになる
ことは稀です。
そうではなく、入居者さんからクレームになる前にその種を摘んで
いくことが大切ではないかと思います。こちらから定期的にアンケートを
実施するとか、季節ごとにイベントをするなどして、入居者さんとの
コミュニケーションを蜜にしていくことが重要です。
このような対応をオーナーさまや管理会社さんからアプローチを
かけていくことが、このような飽和状態の賃貸市場で勝ち残る一つの
手段ではないかと思います。