経営の極意~空室対策コンサルティング事例~ 2014年5月23日 4:16 PM
このように空室対策とは、現状をきちんと把握し、それを元に
原因を分析し、対策を講じることで満室経営に近づけていく
ことができます。
オーナーさまでも簡単に実施することができます。ただ、その
場合に大きな障害となるのが“オーナーさまの主観や固定観念”
です。
過去のこれが今後の賃貸経営の障害となるケースがでてきます。
昨今の賃貸市場の動きはとても早くなっています。家賃や礼金などの
条件面もそうですし、オーナーさまのお客様である入居者の
ニーズもめまぐるしく変化しています。これらの動きを敏感に
感じ取り、それを賃貸経営にそのまま反映していくことが必要です。
このように柔軟に対応できないオーナーさまの経営は、今後厳しく
なってくることが予測されます。
それと、何度もお伝えしているように、これからは
“テナントリテンション”
が賃貸経営をする上で、キーワードとなってきます。これは、
借りてくれる期間を1日でも長くする、という考え方です。
これまでは、空室が出たときに「空室対策」が必要です、という
ことが大きく叫ばれてきました。
確かに、空室対策はこれまで通り重要な要素になります。
次からはテナントリテンションの必要性についてお伝えしていきます。