経営の極意~所得税のカラクリ~ 2014年4月21日 4:21 PM
事業収支計画を立てる時点で、所得税(デッドクロス)まで
考えた事業計画を立てることができれば、様々なリスクを
把握し、事前に対策を打つことができます。
4)長期計画を立てる(デッドクロスを踏まえた計画)とありますが、
これができればベストです。しかし、賃貸経営をしていても、
入居率や情勢、税制などの変化を予期することはとても
困難です。
全ての計画で、当初立てた計画から寸分の狂いもなく、事業を
遂行できれば誰も苦労しません。そこに予期せぬことが起きたり、
賃貸経営特有の経年に伴うリスクに頭を抱えるのです。
ですので、長期計画を立てられる際にも、賃貸経営をする上での
様々なリスク(空室や家賃下落、金利上昇など)を検討して
おくことが大切です。
その中で、どのような対策が立てられるか、ということが重要に
なります。無理な計画を立てるのではなく、最悪のシュミレーションの
中での対策を考えることです。
計画前ならびに計画段階で考えられることは、これまでに説明して
きたような内容です。
あとは、運営しながら様々な対策を考えること、他の資産との組み合わせ
にて対策を講じていくことが大切になります。