経営の極意~建物管理のポイント~ 2014年7月9日 9:28 AM
次は屋根です。屋根は本来、防水処理をしています。この
防水処理も様々であり、シート防水やウレタン防水など
施工方法は色々あります。屋根は特に日差しが直接あたり、
風雨にさらされる場所でもあります。ですので、防水が割れたり、
膨らんだりして、そこから水が廻り、躯体を劣化させるという
ことに繋がっていきます。防水材が破れてたり、膨らんでいると
補修を考えるタイミングだと考えられます。
次に外壁やサッシ廻りの目地です。ここには本来コーキングと
言われるもので防水処理されています。これは施工当初は
弾力のある素材ですが、日光や風雨の中で経年と共に硬化して
きます。また、年数が経つにつれて収縮してきて、やせ細って
きます。そうなると、その隙間から水が入って躯体に影響を
与えるとか、室内への水漏れの原因となります。チェックする
ときは、目地材を指で触り、指に白い粉が付着すると修繕の
タイミングです。これが悪化すると、指で触っただけで、ボロボロと
落ちるような状態になります。ここまでいくと漏水がいつ起きても
おかしくない状況です。ですので、そうなる前に対処が必要です。
あとは、構造に関係してこないのですが、鉄部です。例えば、
階段手摺やパイプスペース扉、玄関枠、共用灯の台座などが
代表的なものとして挙げられます。
表面的な錆であればサンドペーパーなどで表面の錆を落とし、
錆止め、仕上げと塗れば復旧しますが、これが鉄の中まで
腐食しているとそのような補修では復旧できません。鉄部を
守るという意味でも、また入居という意味でも鉄部のチェックも
大切になってきます。