北岡剛介のブログ 優良な資産継承物語

大阪府大阪市住吉区苅田

1979年築

鉄筋コンクリート造

7階建て

1LDK(48㎡)

75,000円(共益費など別)

無題

の賃貸マンションで、オーナーさまから、なかなか入居が決まらない、

と相談を受けました。

「一度、お部屋を見てください。」ということで、問題のお部屋を見させて

頂き驚きました。別の意味で問題がありました。

それは、このお部屋は3ヶ月ほど前に約300万円を投資して、ほぼ

フルスケルトンリノベーションをしているのです。その上、デザイン性や

機能性も高く、非のうちどころがないお部屋でした。当時で、築年数が

30年くらいでしたが、お部屋の中は新築そのもの。300万円投資をした

だけのことがあるお部屋でした。

では、なぜこのお部屋が決まらないのか・・・。

空室の原因として考えられることは、

①間取りのニーズが乖離している

②募集条件が乖離している(家賃・礼金など)

③認知度が低い

④案内方法が複雑

⑤外観に決定的なウィークポイントがある

以上のようなことが考えられます。

一つひとつみていくと、募集方法に問題があるのではないか、と

考えました。これだけのお部屋にしているのですが、オーナーさまは

今までと同じように、仲介会社さんに

“リノベーション物件”と募集条件を箇条書きにしたFAXを送っている

だけでした。これでは、このお部屋の良さは一切伝わりません。

まず、認知度を上げることと、仲介会社さんの営業ツールを整備する

ことが必要ではないかと思い、独自の物件資料を作成し、オーナーさまに

近隣の仲介会社さんに持って行ってもらうようにしました。

結果的に、それから約10日前後で入居が決まりました。

空室とは、必ずどこかに原因があります。その原因が明確になれば、

特に投資をする必要もなく入居を決めることができるのです。

無題