北岡剛介のブログ 優良な資産継承物語

キーワードは「家賃」です。

家賃と言っても、家賃には大きく3つの家賃が

存在します。

(3つの家賃)

①安売り家賃

②適正家賃(相場家賃)

③ターゲット家賃

無  題

 

図式にもあるように、オーナーさまはこの3つの家賃が

あることを認識することから始まります。一般的なオーナーさまは、

家賃が下がった、家賃が下がったと言っておりますが、

その家賃はどの家賃のことですか、と不思議に思うことが

あります。

ここで問題が起きてくるのが、

「募集家賃 ノットイコール 適正家賃」

という現象です。オーナーさまの中には、ここを間違って

認識している方が多いように思います。今募集をかけている

家賃が適正家賃であり、相場家賃だと勘違いされているのです。

私は家賃を下げることはお勧めしません。しかし、ここで言う

“家賃”というのは、“適正家賃”という意味です。ですので、募集家賃

から下げないのではなく、適正家賃から下げないということです。

あとは、オーナーさまがどの入居者層をターゲットにこの先

経営していくのか、という方針により変わってきます。

家賃を5,000円までなら下げて、それで満室にするぞ!とか

家賃は下げずに、100万円投資をして7,000円家賃を上げるぞ!

どちらも正解です。

計画を立て、キャッシュフロー分析のもとで、家賃を下げて募集をする

とか、投資をして価値を上げていく、ということを戦略的にすることが

大切なのです。