経営の極意~これからはテナントリテンション~ 2014年4月28日 4:24 PM
家賃を下げるか、投資をして家賃を上げる(キープ)するか
で経営は変わります。
しかし、家賃を下げて空室を埋めようとするオーナーさまが
非常に多いように思います。なぜか。
それは、簡単だからです。手っ取り早いからです。また、仲介
会社の営業マンは、
「○○オーナー、家賃を3,000円下げたら決まりますよ!」
とすぐ言ってきます。オーナーさまも、それで決まるなら良し
にしよう、と家賃を簡単に下げます。
しかし、よく考えてください。一度下げた家賃を上げることは、
2倍も3倍も努力と工夫が必要なのです。
ここで勘違いをしてほしくないのが、
“賃貸経営は何もしなければ必ず家賃(価値)は下がる”
ということです。これはどんなオーナーさまでも同じです。
だから、何もしないオーナーさまのマンションの家賃が下がる
ことは決して珍しいことでも、不思議なことでもありません。
当然のことなのです。
では、そのまま家賃を下げ続けるどうなるのか。考えるだけでも
ぞっとします。そのようにならないように、定期的に投資をして、
家賃が下がらない工夫をする、もしくは入居者に選んでもらう
ような努力をして家賃を1円でも高く貸していく工夫が必要に
なるのです。
ここから大切になるのが、「家賃」というキーワードです。