北岡剛介のブログ 優良な資産継承物語

おはようございます!小西です!

前回のブログでは、マンションの外観や共用スペースのイメージを変えることが、内見者の成約率を高め、既存の入居者の満足度を高めるとお話させて頂きました。

本日は、気になる部屋のイメージを良くする方法をお伝えしていきます!!

 

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目次

1.部屋のイメージはアクセントクロスで変わる!!

2.年代物のユニットバスでも大丈夫!!

3.壁紙は入居者に選んでもらえ!!

4.リフォームにどこまでお金をかけるべき?!

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1.部屋のイメージはアクセントクロスで変わる!!

お部屋の壁は、お金をかけずにイメージを良くすることができるので、費用対効果の高いです。

真っ白な壁でも、1か所もしくは1面だけをアクセントカラーとしてワンポイントクロスを貼ることで、ぐっとおしゃれな印象にすることができます。

しかし、やってみると意外にクロスの色やデザインの選定が難しく、なんとなく無難なものに落ち着いてしまい、効果が出ないこともありますし、反対に奇抜にしすぎて入居者から嫌われてしまうこともあります。

 

デメリットがあることを否定はしませんが、印象をよくするためにできることはあります。

それは、お部屋のコンセプトをハッキリとさせることです。

どんな人に、どのような生活をしてもらいたいのか。

これを明確にすることで、どのようなクロスを貼るべきなのかも明確になります。

たとえば、新婚さんや若いカップルに入居してほしいなら、ピンクの縦縞柄のアクセントクロスを使用し、エレガントで明るい清潔感を演出します。

その他にも、一面をオレンジや黄色にすれば温かみのあるアットホームな部屋を演出できますし、ブルー系のアクセントクロスを使用することでクールで都会的な部屋を演出することができます。

 

また、入居者自身に壁紙を選んでもらう方法もあります。

自分の好きなクロスを使用することで、入居者に愛着を感じてもらうことが狙いです。

自分好みの部屋にカスタマイズしてもらえる優越感、ワクワク感が成約率をアップさせ、長期的な入居に繋がるのです。

その場合は、内見して頂く部屋にクロスのカタログを展示して、変更していい部分やおよその面積を決めて、その場で選んでもらいましょう!!

 

 

2.年代物のユニットバスでも大丈夫!!

リフォームをする際に、最も気になるのがユニットバスではないでしょうか。

長年使っていると、石鹸カスや湯垢、変色などが気になることも多いです。

どこにでもある標準的なユニットバスは手軽に新品に入れ替えることができないので、どうしてもイメージアップしにくいポイントでもあります。

もちろん、浴室ぜんたいを塗装して新品同様にできる技術もありますが、コストが高く費用対効果としてはあまりメリットはありません。

 

しかし、浴室をほんのちょっとのリメイクで高級感を演出できる方法はあります。

古くなったユニットバスの壁にアクセントシートを張るのです。

通常のユニットバスは壁面が全部白色で、ありきたりなものばかりです。

なので、壁面にアクセントシートを張ってみてはいかがでしょうか。

貼るシートは種類も値段も様々ですが、木目調のシートがオススメです。

このシートはエレベーターの扉などにも貼られてることが多く、質感が非常によく見栄えが良くなります。

シートの寿命自体は5~7年くらいですが、5年後に違うシートに張り替えればいいので、あまり高耐久にこだわる必要はないでしょう。

 

もし本格的なユニットバスのリメイクを行うとすると、大体20~30万円ほどかかります。

しかし、アクセントシートを貼る方法なら、工事費用も3~5万円程度で施工でき、見た目はホテルのようになるので非常にリーズナブルです!!

 

 

3.壁紙は入居者に選んでもらえ!!

先ほどもご紹介させて頂きましたが、入居者に好みの壁紙を自由に選べるオプションを設けることで、新規入居者の獲得につなげる大家さんも増えています。

入居者は壁紙を選ぶのにかかる費用を負担しなくても、自分好みの部屋にすることができるので、効果的な空室対策として期待できます。

選べるクロスは、原状回復の範囲で選ばれる壁紙ではなく、分譲住宅に採用されるサンプル品の中から選んでもらうといいでしょう。

分譲マンションに採用されるサンプルのほうが、デザイン、色味ともに様々なサンプルが用意されていて、選ぶ楽しみが格段にアップします。

さらに、仕上げに高級感が出るので、部屋自体のグレードを高めることができ、入居者の満足度も確実に高まります。

2つの価格差は㎡あたり300円程度なので、ワンルームを全部サンプルにしても3~5万円程度のコストアップにしかなりません。

入居者好みの部屋に仕立て上げることで、長期入居に繋がり、費用対効果は大きくなります。

 

 

4.リフォームにどこまでお金をかけるべき?!

いざリフォームをするとき、採算を度外視して無尽蔵にお金をかけるわけにはいきません。

リフォームをしても、家賃ンは2倍になるわけではありません。

とはいえ、お金のかけなさすぎもダメです。

一般的な原状回復程度のリフォームでは、逆に空室期間が伸びてしまい、家賃下落の負のスパイラルに陥ってしまう可能性もあります。

では、リフォームにはいくらまでかければいいのでしょうか??

 

私が知っている限りでは、家賃の6か月分をかける大家さんが多いです。

これなら空室で困っている大家さんでも、何とか捻り出せる予算だからです。

ここまででご紹介させて頂いたリフォームも、これだけの予算があれば十分まかなえるでしょう。

かといって、6か月分にこだわる必要もありません。

家賃2年分をかけ、3年目から利益を得れるようにリフォームをする大家さんもいます。

反対に3か月分をかけてリフォームをする大家さんもいます。

リフォームコストの掛け方は人により様々ですので、大家さん自身がマンション経営をどうしたいのかを考えられた上で、リフォームをすることが一番です。

ちなみにですが、外装にかけるリフォームの予算は、塗装のみであれば建物全体の家賃の1~3か月分程度を基準に考えるとよいかと思います。

リフォームの費用にいくらまでかけるべきか悩んだ時には、この考え方を参考にしてください!

 

 

 

ここまでのノウハウを実践すれば、大家さんの物件の商品力はアップしていることでしょう。

商品力を高めることが出れば、次はその商品をどう効果的かつお金をかけずにPRできるかが重要です。

次回のブログでは、成果の上がっている効果的な募集戦略についてお話していきます!!