賃貸経営 悩めるオーナーさん【1話】 2023年9月4日 11:18 AM
「今日もゴミ置き場がぐちゃぐちゃだ!」
「今日は水曜日!ごみの日じゃないぞ!」
ゴミ出しには、さまざまなルールがあったり、
生活時間帯が異なったりすることなどが、ゴミ出しのルールを守らない、
守ったつもりが守れていない入居者が出てくる原因です。
ゴミ出しルールを違反する入居者が出てくると、カラスや野良猫によるゴミの散乱、
悪臭の発生など衛生面でのトラブルに発展します。
そのため違反入居者が出た場合、迅速に対処する必要があるのです。
その1:ゴミ出しについて注意書きを行う
ゴミ出しで分別がされていない、ゴミ出しの曜日や時間帯が守られていないなど、
必要な注意を記載した貼り紙を、マンション全体に知らせるように掲示板に掲載します。
入居者全員に知らせることで、きちんとルールを守っている人にも、
改めて気を引き締めてもらう意図もあります。
改善されない場合には、ルール違反の写真もあわせて掲載してみる。
ルールを守ったつもりが守れていない入居者は、自分のゴミの出し方がルールに則れていないとわかるため、
改善を行ってくれる可能性が高い。
その2:防犯カメラの設置で違反者の特定をすることを掲出
写真付きの注意書きをマンションの掲示板に掲示しても改善されない場合はゴミ出しのルール違反を
行っている入居者を特定する旨を張り紙などで警告します。
特定する具体的な方法としては、ゴミの開封、防犯カメラの設置などです。
行う対策について具体的な方法を記載しておくと、そこでゴミ出しルールの違反がなくなることもあります。
その3:ルール違反している入居者へ文書で通知
ルール違反がストップしない場合には、実際に違反者を突き止め、
本人に文書で以下の内容を伝えます。
・ゴミ出しルールの徹底
・改善が見られない場合は契約解除
その4:改善が見込めなければ「契約解除・民事裁判」も
違反者本人へ文書で通知したうえで話し合っても解決しないケースもあります。
賃貸借契約の解除や民事裁判として訴えを起こす必要になってくる可能性もある。
「ごみ置き場の汚れは入居付けに影響する!!」