北岡剛介のブログ 優良な資産継承物語

これまでの建物管理では運営はできない、と考えています。

建物管理というと、定期清掃や日常清掃、各種法定点検などを

思い浮かべると思います。確かに、間違ってはおりませんし、

これらのことは重要な要素です。

しかし、建物というのはそれだけでしょうか。他に維持、管理する

べきものはないのでしょうか。あるんです。

建物の構造によりチェックするべきものは変わってきますが、大部分は

変わらないものです。

(建物チェック)

①躯体の劣化度

 ・鉄筋コンクリート造:白華現象、タイル浮き、割れ、コーキング目地、屋上防水など

 ・鉄骨造:ALC目地・サッシ廻りコーキング、ALC劣化など

 ・木造:外壁塗り材の劣化、屋根(瓦)割れなど

②配管(給水、排水)

➂共用設備(EV・ポンプ・受水槽・共用灯など)

などが主なものとしてあげられます。

では、これまでの賃貸管理(建物管理)でここまでチェックし、

アドバイスをしてくれる管理があったかと言うと、少ないと思います。

これは、入居が決まる決まらないという話ではなく、その建物自体の

価値、運営に関わることになってきます。

ですので、建物管理をしていく中で、必要不可欠な要素になって

くるのではないでしょうか。