北岡剛介のブログ 優良な資産継承物語

③損益分岐点については、どこまで空室や家賃下落、

滞納損失が起きて収入が下落しても、経営が成り立つか、

という指標です。

賃貸経営でオーナーさまの手元から出ていくお金としては、

運営費(電気代や水道代、固定資産税、EV保守点検など)や

所有当初にお借入をしている場合は、借入返済額などが

あります。

これからの出費いついては、どんな状況になっても、

その賃貸不動産の収入から支払っていかなければなりません。

例えば、空室が増加し賃貸不動産に必要な運営費を払え

なければ、健全な経営はできませんし、入居者に喜んで

もらえるような住空間を提供することはできません。

ましてや、同じ理由で借入返済額を支払うことができなくなれば、

金融機関にその不動産をとられてしまう、ということも起きて

きます。

この損益分岐点が低ければ低いほど、そういったリスクは低く、

逆に値が高くなるとリスクが高い事業であるという判断ができます。

損益分岐点70%というのは、空室や家賃下落、滞納損失で

収入が70%まで低下しても出費をまかなうことができます、という

意味を指しています。