北岡剛介のブログ 優良な資産継承物語

最近の賃貸におけるお部屋探しは、入居希望者からみると

とても受身の状態となっております。昔から比べると

インターネットが普及してきたため、少しは改善されて

きていますが、まだまだ受身だと感じております。

受身が良くないということではなく、そこを改善することで、

テナントリテンションという観点で改善することができると

考えています。

どういうことかと言うと、入居者が受身で賃貸のお部屋を

探していると、その部屋に愛着が持てません。そんな

お部屋は市場にいくらでもありますので、ちょっとしたことで

引越しということにつながります。

そうではなく、入居者が参加型でお部屋を探せるという

ような形に変えていくことが大事ではないかと考えています。

お部屋に愛着を持ってもらい、そのお部屋の代わりは他には

ない、と思わせることができれば、○だと思います。

そのような仕掛けの一つとして、

「壁紙・床材・キッチンシートを入居者に好きに選んでもらおう!」

ということをしています。

このようにすることで、入居者は内覧の段階から、ただ案内される

だけでなく、お部屋の中で

「あーでもない、こーでもない。こんなイメージがいいよね!」

といったように想像をしていきます。これが大切なのです。

そして実際住むときには、自分の好みに合った、そこにしかない

お部屋に住むことができるのです。