経営の極意~これからはテナントリテンション~ 2014年4月25日 4:23 PM
私が最近オーナーさまに口すっぱくお伝えしている
ことがあります。それは、
「これからの賃貸経営では、今までのように空室ができると
原因を分析し、対策を立て、実施する力は最低限必要です。
それ以上に大切になるのが、テナントリテンションを高める力
です。」と言って廻っております。
テナントリテンションとは、
“借りてもらう期間を延ばす”ということです。一度入居して
もらったら、1年でも長く、1ヶ月でも、1日でもというのが
オーナーさまの心情だと思います。
今までの賃貸経営では、
それは入居者の都合次第で、こちらではどうすることも出来ない!
と思っていませんでしたか。確かに、転勤などやむを得ない理由は
あると思います。しかし、オーナーとして何もせず、入居者の気分
次第で入退去を繰り返すような経営では、これからの賃貸市場で
生き残ることは難しくなってきます。
では、どうするのか。
それは、1日でも長く住んでもらえるような仕組み、サービスを提供
していくことです。賃貸経営は貸し手市場、リフォームすれば家賃
そのままで入居が決まる、というような話は過去の栄光です。
そこで、ここからは実際に賃貸管理などを通じて実践してきたことを
ご紹介させて頂きます。