北岡剛介のブログ 優良な資産継承物語

今回は、前回の話の続きをします。

前回、人とのふれあいの大切さについてお話しました。

 

たとえば、お店でモノを購入した時、レジへ行き商品を渡し、

代金を支払います。ここで店員さんと接触しますよね。

無機的な自動販売機とは違います。

 

また、コンビニ、ファーストフードなどでは代金を渡し、お釣りをもらう時、

女性の店員さんからわざわざ両手で被せるようにして渡された経験が

ありませんか?

 

手と手が触れ合うスキンシップが計算されているのです。

男性ならゾッとしますが女性なら悪い気はしませんよね。

 

一方、マンションに住んでいる入居者にこんなことはありません。

あなたが賃貸住まいならよくわかると思いますが、仲介手続きは

不動産屋さん。家賃は銀行振り込み。最初から最後まで大家さんと

店子のコミュニケーションはありません。

 

実際、高い料金を払っているのに大家さんは一切、顔を見せません。

ありがとうの一言も言ってはくれません。

冷静に考えてみても面白い商売ですね。

 

それが当たり前だといってしまえばそうでしょうが、先の例と比較して

あまりにも差がありすぎると思いませんか?

 

大家さんがサービス業のように、接客業をしろといっているのでは

ないのです。現実的にも入居者と日ごろから接触することは無理な話です。

 

ただ、それに変わる入居者サービスの手段や方法を取り入れることで

入居者獲得の糸口が見つかるはずです。

 

そして空室対策は、大家さんの意識を変えれば必ずノウハウが

見つかるようになります。