大家稼業はサービス業です 2013年6月28日 7:21 PM
改めて申し上げます。大家さんは意識を変えてください。
サービスの原点である、ものを売る側、買う側という立場を明確に
理解して顧客サービスに徹してください。
借家を貸してやっているという態度はつつしみ、入居者に「お客様」と
いう気持ちで接することです。
また、地域性にも依りますが、入居者の可処分所得の内の住居費は
3分の一から4分の一です。
この大きな住居費を大家さんに払っていただけるのです。
これだけの金額を毎月、安定して、売り掛け無しで、しかも前払いの現金
でもらえるのが借家業ビジネスです。
大きなお金を払ってくれる入居者をお客様として捉え、サービス業である
ことを自覚するところから大家業はスタートします。
それでは
あなたが借家業をサービス業であるということを自覚すれば、消費者
(入居者)に対して一体何のサービスを提供すればよいのでしょうか?
消費者が喜び、満足感を得、気持ちよく対価(家賃)を払ってくれる
にはどうすればよいでしょうか?
ほとんどの大家さんはまだ借家業がサービス業だと気付いていません。
サービス業のような競争社会であることにも気づいておりません。
また消費者に対して物理的な援助、たとえば豪華な設備や高価な
仕様を与えればよいと思っています。
確かに、賃貸の居住条件が良いのに越したことはないのですが、
大事な部分が抜けています。
それは人のサービスです。人とのふれあいなのです!
次回、人とのふれあいの大切さについて、詳しくお話します。