内見者に気に入ってもらえる賃貸マンションのお部屋作り 2016年11月21日 8:00 AM
おはようございます。サムズアップ小西です。
前回はなるべくお金をかけずに、オーナー様の賃貸マンションのイメージアップさせる方法をお伝えしました。
入居者目線で、ご自身の物件を見ていくことが大切だとお伝えさせてもらったかと思います。
この考え方は、マンション自体を考えることにも役立ちますし、入居者さんが住まれるお部屋についても同じことが言えます。
そして、今回は内見者にも入居者にも気に入ってもらえるお部屋のイメージアップについて、お話していきます。
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1.小道具でプチモデルルーム化
2.照明はメリットたっぷり
3.内見を勝ち抜く、成約率をアップさせるお部屋作り
まとめ
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1.小道具でプチモデルルーム化
ちょっとした小道具を使用することで、お部屋をイメージアップさせたり、内見時の印象を良くしたりすることができるようになります。
これから紹介させて頂くことを実践することで、成約率を上げることが可能になります。
費用のかからないもの、そして、一度購入すると長く使えるものを紹介させて頂くので、一度試されてみてください!
◇芳香剤
内見に来たときの臭いは意外と気にされる方が多いです。
そこで、お部屋に入ったときにほのかに良い香りが漂ってくるように、玄関やトイレなどに置いておくと効果的です。
芳香剤にもたくさん種類がありますが、上部キャップ部分が増加になっている芳香剤があります。
普通の芳香剤よりも少々値は張りますが、香りだけでなく見た目も良くなりますので、内見者の視覚も嗅覚も刺激していきましょう!
◇造花
芳香剤でも少し触れましたが、造花を置くだけでも、お部屋のイメージは明るくなります。
何もないお部屋はどうしても殺風景になってしまうので、造花をアクセントにするというわけです。
造花はホームセンターや100均など、お手頃価格で購入することができます。
ちなみに、実際に内見された方や入居された方、不動産会社に聞いても、なかなか好評です!!
◇カーテン
カーテンは、殺風景なお部屋のイメージアップに最適です!
例えば、日の当たらないお部屋なら、オレンジや黄色の明るい色のカーテンをつけることで、明るく温かい雰囲気を演出できます。
狭いお部屋の場合は、青色などの寒色系のカーテンを使って、少しでも広く開放感を感じれるようにします。
また、夏には青色などの寒色系、冬にはオレンジなどの暖色系を使うなど、季節に合わせるのも一つの方法です!
2.照明はメリットたっぷり
照明はイメージアップに最適です。
通常、照明器具は入居者が持ち込んで取り付けるので、内見時には照明はないことも多いですが、照明をつけておくことのメリットはたくさんあります。
では、照明を取り付けておくことのメリットをご紹介していきます!
◇室内のイメージアップ
内見時、お部屋に入った瞬間の印象付けは重要です。
内見の時に、不動産会社と内見者が一番初めにすることはなんでしょうか?
そう、ブレーカーを上げることです。
その瞬間にパッとお部屋を明るく照らし出してくれるのか、それとも薄暗いままなのか。
あなたはどちらのお部屋に良い印象を持たれますか?
この方法は内見者にインパクトを与えることもできますので、オススメさせて頂いております!
◇夜でも内見が可能になる
照明を取り付けることの最大のメリットは、夜でも内見ができるようになることです。
部屋探しをしている方の中には、仕事帰りなど暗くなってから内見される方も意外と多いです。
また、日中でも雨の日や曇りの日など、辺りが薄暗い時の内見もよくあることです。
このような辺りが暗い時に内見に来られた方が部屋を見に来た時、照明がなければ内見になりません。
照明がなかったがために、他の物件に入居を決められる内見者もいるほどです。
そうならないためにも、照明を設置することは大切なのです。
◇入居者へのプレゼント
全てのケースというわけではありませんが、家賃などの条件によっては、照明を入居者にプレゼントすることも有効的です。
入居者に初期費用の軽減を印象付けることができ、成約率も上がることでしょう。
プレゼントしない場合でも、入居決定後に取り外して、他の空室に使いまわすこともできます。
一つだけでも照明をご購入されるのはいかかがでしょうか。
3.内見を勝ち抜く、成約率をアップさせるお部屋作り
お部屋のイメージアップと並行して、内見に備えた小道具も用意しましょう!
小道具を使うことで100%成約につながるとは言い切れませんが、内見者がお部屋を見に来た際、他の物件との差別化をアピールできることでしょう。
さらに、どれも使いまわしができるものなので、金額的に大きな負担になることはありません。
また、入居者は通常、複数の不動産会社で、いくつかお部屋を見られてから契約する部屋を決められます。
その中で選ばれるためには、内見の際にオーナー様のお部屋やその特徴を強く印象付けることも大切になります。
では、その方法をご紹介していきます!
◇キーボックス
キーボックスはお部屋に設置するものではありませんが、内見者の数を増やすことができるようになります。
通常、空室の鍵は不動産会社が預かっているか、オーナー様自らが持っています。
したがって、鍵を持っていない不動産会社は、鍵を持っている不動産会社かオーナー様のところまで鍵を取りに行くことでしょう。
もし、不動産会社が休みの日だったら?もし、オーナー様が留守のときだったら?
そうなると、内見ができなくなってしまい、チャンスを逃してしまいます。
そんなときに、キーボックスの暗証番号を教えておけば、鍵の受け渡しの手間を省くことができますし、スムーズに内見をすることができるようになります。
内見をするときに、電話で連絡を一本してもらうことで、一日に何件内見があったのかを把握もできます。
キーボックスはホームセンターに行けば色々な種類が売られていて、値段も様々です。
そして、一度購入すれば半永久的に使いまわしができるので、おススメさせて頂いております!!
◇スリッパ
内見に来た時には、お部屋の中がクリーニングしてあっても、内見者は床が気になるものです。
また、汚れへの対処にはもちろんのこと、冬などのは床の冷たさから守ってくれます。
このように、スリッパがあると他の物件とは違うと思って頂きやすいです。
ちなみにですが、不動産会社にも、わざわざスリッパを持参している所もあるくらいです。
小さなことではありますが、気にかけて見られてはいかがでしょうか。
スリッパもホームセンターなど低価格で販売されています。
ただ、何度も使うものですし、内見者をお迎えするものでもあるので、安っぽすぎるものは避けた方がいいかもしれません。
◇ポップ
スーパーや電気量販店など様々なところで、「店長オススメ!」のように簡単なキャッチフレーズが書いてあるのを見たことがあると思います。
それと同じことは、オーナー様のお部屋でもすることができます。
ポップを置いておくことで、オーナー様の物件の特長を端的にアピールすることができますし、内見時の滞在時間を長くすることが可能になります。
ポップの例をいくつか紹介させて頂きますね!
「部屋のフローリングはワックスでピカピカ!!」
「大きな窓でとても明るいお部屋です!!」
「広いベランダで洗濯物もたくさん干せます」
「浴室乾燥機で女性も安心して洗濯物が干せます!」
「畳には、保湿・断熱の効果があります」
などなど、たくさんあります。
ネットで調べてもたくさん出てきますので、一度検索されてはいかがでしょうか。
◇オーナー様からの手紙
内見者は複数の物件を見ることになります。
家に帰るころには、せっかく用意しておいたオーナー様の気遣いやポップによるPRも忘れてしまっていることが多いでしょう。
そこで、家に帰ってからでもオーナー様の物件を思い出してもらい、アピールすることができるツールがあります。
そう、オーナー様からの手紙です。
手紙と言っても気負う必要はありません。
手紙に盛り込んでおきたいポイント4つを以下で紹介させて頂きます!!
1)内見のお礼
たくさんの物件の中から、自身の物件を見に来てくれたお礼を述べます。
2)物件の特長と周辺環境
物件の近くにスーパーやコンビニがあるなど、物件のメリットを上げていきます。
このとき、一言でいいので、より詳しい情報を付け加えておくといいでしょう。
3)物件周辺の地図
物件の位置と、生活に必要な施設にマーカーで印をつけておきます。
2)の周辺環境を目で分かるようにするイメージです。
4)お部屋の設備案内
クーラーなどの設備の案内ともに、電気容量や安全面など生活のための情報も一緒に記述しておくと、オーナー様の気遣いが強調されます。
デメリットについては、一言コメントとして、フォローしておくといいでしょう!!