中古マンション再生術!パート2 2013年6月12日 7:04 PM
今回も前回に引き続き、中古アパートの再生術についてお話します。
① リノベーション
メリット ・既存物件と同様の設備、間取りになるので入居が安心
デメリット・中古にお金をかけるので、売却は難しくなる
・どんなに新築同様でも、募集時の築年数は古いまま
・自己資金で行わない場合新規の借入になり、返済の心配が残る
結論 ・既存アパートを長期に運営する予定がない人は、お勧めできない
② リフォーム
メリット ・費用が安価で済む
デメリット・入居苦戦状態は変わらない
・家賃下落が想定できる
・安い家賃の募集のため、未回収がでる恐れが多い
結論 ・新規での借入れが無いので、大きなリスクはありません。
しかし、入居苦戦状態は変わらないので、
賃貸経営そのものが破たんする恐れあり
③ 解体後新築
メリット ・1番入居の安心感がある
デメリット・入居苦戦エリアで、長期借入れを行う
結論 ・エリアに合った新築ならお勧めですが、不安が残る。
①~③ のパターンは、一長一短で、明確な結論が出ません。
他の選択肢はないのでしょうか?
④ 売却
不動産投資家の人の多くは、この選択をします。
市場に出ている中古アパートはこのケースが多いです。
しかし、地主様の場合、先祖から受け継いだ土地を売却するという事が
難しいので選択肢には入りません。
それでも、アパート経営をしたいと思いの人はどうすれば良いのでしょうか?
既存アパートは解体し、駐車場経営(場所による)を行い、そこを担保に
新規で入居旺盛エリアに新築アパートを購入する。
対外的にも、土地売却はしていないし、
もともとアパート経営をする事態で、土地は担保提供しているので変化はありません。
駐車場収入 + 新規アパート収入 + 返済後の土地(資産が増える)
このような、選択肢も1つではないでしょうか。
この場合1番大切なことは、知らない土地でのアパート経営なので
信用できる、業者(建築会社、不動産会社、管理会社)を見つけることが重要です。