経営の極意~建物管理のポイント~ 2014年7月11日 9:30 AM
・木造
木造アパートにおいては、目視が中心となります。
木造の部分的な鉄部に関しては、以前にご説明した
ものと同じです。周期は6年が目安となります。
建物本体については、瓦が割れていないかの確認が
必要です。瓦が割れていたり、また、その接着剤が劣化
していると雨漏れの原因になりかねません。
外壁については、材料によります。築30年以上の建物で
多いのが、塗り壁です。塗り壁の場合は、外壁面にクラック
(ひび割れ)が入っていないか、手で表面を触ったときに
色がついてこないか、などのチェックが必要です。
クラックがあると、これも水漏れの原因となる場合が多く
あります。
観点は変わりますが、木造アパートで問題になるのが、
耐震問題です。これは、劣化とともに増々危険な状態に
なってきます。
また、劣化以外にも目視でチェックするだけで、その危険性が
分かるポイントがありますので、ご紹介いたします。