経営の極意~建物の価値には“経年率”がかかる~ 2014年7月7日 9:26 AM
これまでの建物管理では運営はできない、と考えています。
建物管理というと、定期清掃や日常清掃、各種法定点検などを
思い浮かべると思います。確かに、間違ってはおりませんし、
これらのことは重要な要素です。
しかし、建物というのはそれだけでしょうか。他に維持、管理する
べきものはないのでしょうか。あるんです。
建物の構造によりチェックするべきものは変わってきますが、大部分は
変わらないものです。
(建物チェック)
①躯体の劣化度
・鉄筋コンクリート造:白華現象、タイル浮き、割れ、コーキング目地、屋上防水など
・鉄骨造:ALC目地・サッシ廻りコーキング、ALC劣化など
・木造:外壁塗り材の劣化、屋根(瓦)割れなど
②配管(給水、排水)
➂共用設備(EV・ポンプ・受水槽・共用灯など)
などが主なものとしてあげられます。
では、これまでの賃貸管理(建物管理)でここまでチェックし、
アドバイスをしてくれる管理があったかと言うと、少ないと思います。
これは、入居が決まる決まらないという話ではなく、その建物自体の
価値、運営に関わることになってきます。
ですので、建物管理をしていく中で、必要不可欠な要素になって
くるのではないでしょうか。