経営の極意~管理のカタチ~ 2014年6月13日 12:01 PM
経営管理の中で大切なことが、表面的なことと、本質的な
ことの見極めが重要になってきます。もう少し具体的に
言うと、賃貸経営において
(表面的なこと)
・空室が増えてきた
・家賃が下がってきた
・滞納がある
・税金が高い(感じ)
・原状回復工事が高い
・入居者からのクレームが多い
などが挙げられます。このようなことは本質的に考えると
問題ではない、というのが経営管理の考え方です。これは
賃貸経営をしていく中で、表面的に表れてくる問題であり、
経営の本質はここにはありません。ただ、このような問題点も
きちんと改善していくことが絶対条件ではあります。
では、賃貸経営における本質的な問題は何かというと、
(本質的なこと)
・手取り収入がどうか
・所得税を差し引いた収入がどうか
・所得税と手取り収入の割合はどうか
というようなことが大切になってきます。このポイントを抑えて
おかないと、賃貸経営が間違った方向にいってしまいます。
本質的なことに焦点を当てていけば、空室対策やリフォーム、
リノベーションに対する考え方、見え方が変わってくると思い
ます。