経営の極意~これからはテナントリテンション~ 2014年4月26日 4:23 PM
最近の賃貸におけるお部屋探しは、入居希望者からみると
とても受身の状態となっております。昔から比べると
インターネットが普及してきたため、少しは改善されて
きていますが、まだまだ受身だと感じております。
受身が良くないということではなく、そこを改善することで、
テナントリテンションという観点で改善することができると
考えています。
どういうことかと言うと、入居者が受身で賃貸のお部屋を
探していると、その部屋に愛着が持てません。そんな
お部屋は市場にいくらでもありますので、ちょっとしたことで
引越しということにつながります。
そうではなく、入居者が参加型でお部屋を探せるという
ような形に変えていくことが大事ではないかと考えています。
お部屋に愛着を持ってもらい、そのお部屋の代わりは他には
ない、と思わせることができれば、○だと思います。
そのような仕掛けの一つとして、
「壁紙・床材・キッチンシートを入居者に好きに選んでもらおう!」
ということをしています。
このようにすることで、入居者は内覧の段階から、ただ案内される
だけでなく、お部屋の中で
「あーでもない、こーでもない。こんなイメージがいいよね!」
といったように想像をしていきます。これが大切なのです。
そして実際住むときには、自分の好みに合った、そこにしかない
お部屋に住むことができるのです。