経営の極意~所得税のカラクリ~ 2014年4月20日 4:21 PM
企画段階で考えられることの一つとして、
3)返済期間を短くする
ということがあります。
返済期間を短くするということは、毎月の
返済額が多くなります。また、短期でのお借入
になると、その分1回の返済額に占める利息分
の割合も高くなるので、申告上経費として計上
できる分が多くなります。
この対策に関しては、借入を短期にすることで、
税務上のリスクは改善されると思いますが、
キャッシュフローは圧迫される恐れが高いです。
税務対策はできたが、肝心のキャッシュフローが
残らないという事業になっては、何をしているか
分りません。ですので、事業の計画段階できちんと
シュミレーションをした上で、何年で借入をするのか、
ということを明確にしておく必要があります。