経営の極意~キャッシュフローツリー~ 2014年4月8日 3:49 PM
最近の賃貸経営でトラブルになる代表的なものとして、
退去清算(原状回復工事の入居者負担額)です。
なぜトラブルになるかというと、国交省のガイドラインで
入居者の負担割合(償却について)が明示されたことと、
情報化社会で一般入居者でも容易に詳細な情報を
収集できるようになったこと、また弁護士などが無料や
安価に相談できるというようなことが影響しています。
オーナーさまは昔のように入居者に請求するが、
強引な内容であればあるほど入居者からは回収することが
困難になっています。
だからと言って退去の度に、全額オーナーさまが負担して
いると今度は経営ができなくなってきます。
ですので、退去清算についてはきちんとガイドラインに
即応した内容で請求をかけていくこと。
また、原状回復工事費を少しでも抑えられる仕組みを
考えることが大切になってきます。
原状回復工事費については、素材の選択などで、
退去時のランニングコストを抑えることができます。