北岡剛介のブログ 優良な資産継承物語

④運営比率については、15%から25%が目安と

なります。内訳は以前にご説明させて頂いたとおりで、

建物の大きさや設備の有無により、大きく違ってきます。

築年数が経過してくると、家賃収入は減少していきます。

そうすると、運営費が変動しない限りはこの運営比率は

どんどん高くなってきます。

そこで、経営が悪化してくる前に、きっちり運営費の内訳を

明確にし、削減できるところは見直していく必要があります。

日常清掃や定期清掃も業者を見直すことで抑えることが

できます。

また、業者や契約方法により大きく変わってくるのが、

EV点検費用です。契約形態としては大きく2つあり、

①フルメンテナンス契約

②スポット契約

の2種類です。EVの状況や築年数をみながら、契約形態を

見直すことと、業者についてもメーカー系なのか、非メーカー系

なのかで大きく変わってきます。

次にご説明するのが、原状回復工事費についてです。

ここについては、詳しく説明していきます。