経営の極意~キャッシュフローツリー~ 2014年4月5日 3:47 PM
②返済比率については、新築計画当初で基準は50%以下を
目安とします。この返済比率が50%を超えているということは、
その賃貸不動産の収入に対して、返済の割合が大きすぎるという
ことです。
ですので、家賃下落や空室の増加に伴い、家賃収入が減少した
ときに返済が厳しくなるということです。この値が高い場合には、
1)収入を増やす
2)返済額を下げる(金利を下げる・期間を延ばす・繰上げ返済をする)
などといった対策を講じる必要があります。
収益不動産の購入などの場合でも、同じようにこのような指標を
もとに、経営状況を分析し、購入額や借入額、借入条件などを
検討することが大切です。