中古アパートのメリットとリスク 2013年6月18日 3:53 PM
中古アパート経営は以下のようなメリットを挙げることができます。
・ 建物の減価償却費や固定資産税などを必要経費にして、
所得税と住民税を減額することができます。
・ 不動産が担保になるため、容易に資金を調達することができます。
・ 物価が上昇して貨幣の価値が下落しても、中古アパートの価値は
上がるためにインフレ対策になります。
・ 好景気で地価が上昇したときに売却すれば、利益が得られます。
・ 物価や不動産会社の選定、賃貸管理や売却まで、事業に深く関与することで、
次々と収益を上げることができます。
中古アパートのリスク
一方、中古アパート経営にもデメリットがあります。
例えば、空室期間が長引くと賃料が得られず、ローンの返済ができなくなります。
現在は不景気から滞納者も増え続け、家賃収入が100%改修できる保証はありません。
保険の加入は必須ですが、地震や火災で建物が消失してしまっても、
利益を得られる機関が短くなります。
建物の老朽化も避けられないので、修繕費をあらかじめ事業計画を組む必要があります。
最近はアベノミクスの影響から地価の価格も上昇傾向ですが、
地価が下落した場合、資産としての価値が低くなってしまう可能性も拭いきれません。
私的に資金が必要になっても、中古アパートは短期間での現金化は厳しいです。
売りたいときにすぐ売れないのは、やり直しがきかないことを意味します。
定期的な収益が得られれば売却する必要もないので、現金化は考えなくても構いません。
このように、アパート経営にはメリットとリスクがつき物です。
したがって、中古アパート経営は自分で情報を集める必要がありますが、
信用できるその道のプロに相談するのが確実です。
末永いつきあいになるので、信頼できる相談先をじっくりと選んでいきます。
10~30年先を見据えて、中古アパート経営で賢い資産運用を考えていきましょう。